
はじめに
こんにちは。
この記事にたどり着いたということは、いま何か法律のことで悩んでいたり、これから弁護士事務所に相談してみようかな…と思っている方ではないでしょうか。
でも、いざ「弁護士事務所」とネットで検索してみると、事務所が山ほど出てきて、どこに頼んだらいいのか全然わからない…。
私も以前そうでした。
「弁護士ってめちゃくちゃお金がかかるんじゃないの?」とか「相談するほどの内容なのかな…」なんてモヤモヤ考えて、なかなか最初の一歩が踏み出せなかったんですよね。
この記事では、そんな初心者さん向けに「弁護士事務所ってどんなところ?」という基本から、料金相場、相談の流れ、選び方のコツ、注意点まで、わかりやすくまとめてみました。
少し長くなりますが、最後まで読めばきっと「ちょっと相談してみようかな」って気持ちが軽くなると思います!
第1章 弁護士事務所ってどんなところ?

1-1 弁護士事務所とは?
弁護士事務所、なんだか堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、ざっくり言うと法律のプロがいる相談所みたいなものです。
たとえば…
- 離婚問題でもめている
- 借金が返せなくなった
- 交通事故にあった
- 相続でもめそう
こういう場面で、法律の知識が必要になったときに相談する場所が弁護士事務所です。
小さなビルの一室に弁護士さんが一人でやってる事務所もあれば、何十人もの弁護士が在籍している大きな事務所もあります。
正直、見た目じゃわからないので、選び方が大事になってきます。
1-2 どんな相談ができるの?
弁護士事務所って「裁判のときにしか行かないんじゃないの?」って思ってる人、けっこう多いんですけど、そんなことないです!
実はもっと身近な相談がたくさんできます。
分野 | 相談例 |
---|---|
離婚・男女問題 | 慰謝料請求、財産分与、親権争いなど |
交通事故 | 損害賠償請求、保険会社との交渉など |
労働問題 | 不当解雇、残業代未払いなど |
借金問題 | 任意整理、自己破産など |
相続・遺言 | 遺産分割、遺言書作成など |
刑事事件 | 示談交渉、被疑者の弁護など |
企業法務 | 契約書作成、社内トラブル対応など |
実際、私の知り合いは「親が亡くなって遺産のことで揉めて…」ってことで相談していましたし、別の友達は「ブラック企業で残業代が未払い」ということで弁護士さんに頼っていました。
「これって相談していいの?」って迷うときは、とりあえず事務所に問い合わせて聞いてみればOK。
意外と「もちろん相談できますよ」と言われるケースが多いです。
1-3 個人向け?法人向け?どっちの事務所?
弁護士事務所にもタイプがあります。
- 個人向け事務所 → 離婚・借金・交通事故・相続など
- 法人向け事務所 → 企業の契約書や労務管理など
自分の相談したい内容が「生活に関わること」なら、だいたい個人向けの事務所でOKです。
逆に会社経営者さんなどは法人向けの事務所の方が安心です。
第2章 弁護士事務所の選び方|初心者さん向け5つのコツ

2-1 得意分野をちゃんと見る!
これ、めちゃくちゃ大事です。
弁護士さんにも「得意・不得意」があるんです。
たとえば、離婚案件を毎月10件以上やっている弁護士と、年に1回くらいしかやらない弁護士、やっぱりスキルや知識の深さが全然違います。
ホームページで「どんな分野が得意なのか」「どんな実績があるのか」を必ず確認しましょう。
2-2 地元に強いかチェック
意外と「地域性」って大事なんです。
たとえば、同じ法律でも裁判所によって微妙な運用の違いがあったりするんですね。
なので、なるべく自分の住んでいる地域に詳しい弁護士さんに頼むと安心。
最近は全国対応の事務所もありますけど、対面で話せる地元密着型の方が相談しやすい場合もあります。
2-3 料金が明確かどうか
これ、めっちゃ大事!!
「弁護士って高そう」ってイメージの一番の原因はここ。
料金がはっきりしないと相談しにくいんですよね…。
でも今はちゃんと料金表を出している事務所も多いですし、「初回相談無料」とか「見積りを事前に出してくれる」ところもたくさんあります。
そういう事務所を選びましょう。
2-4 弁護士さんとの相性
これもかなり大事。
「法律のことだから淡々と話せばいいんでしょ?」って思うかもしれませんが、けっこう感情的な話になる場面が多いんですよね…。
なので「話しやすいか」「ちゃんとこっちの話を聞いてくれるか」は本当に大事です。
私の友人も最初に行った事務所では「この先生ちょっと怖くて話せなかった」と言って、別の事務所に変えてました。
2-5 口コミや知人の紹介も参考に
Googleの口コミや法律系サイトのレビューもけっこう参考になります。
ただし、匿名の口コミは「良すぎるもの」も「悪すぎるもの」もあるので、話半分に見ましょう。
もし知り合いで「ここ良かったよ」って言ってくれる人がいたら、それはけっこう信頼できる情報ですよ。
第3章 弁護士事務所の料金相場って?

3-1 料金の内訳
弁護士費用ってざっくりいうとこんな感じに分かれます。
- 相談料(30分5,000円~1万円くらい)
- 着手金(スタート時に払うお金)
- 報酬金(成功したときに払うお金)
- 実費(裁判費用、交通費など)
事務所によってちょっとずつ違うので、事前に確認するのがポイント。
3-2 ケース別の相場感
内容 | 着手金 | 報酬金 |
---|---|---|
離婚 | 20万~40万円 | 20万~50万円 |
交通事故 | 0~20万円 | 回収額の10~20% |
借金整理 | 1社あたり2万~5万円 | 成果の10~20% |
相続 | 30万~50万円 | 回収額の10%程度 |
刑事事件 | 30万~100万円 | 成果による |
「けっこう高いな…」と思った方、安心してください!
法テラスという制度があり、一定の条件を満たせば費用を立て替えてもらえたり、分割払いができることもあります。
お金のことで諦める前に、ぜひ法テラスも調べてみてください。
第4章 弁護士事務所の相談の流れ

4-1 まずは予約
電話やメール、最近はLINEで予約できる事務所も増えてます!
「ちょっと相談したいんですけど…」と気軽に問い合わせて大丈夫。
4-2 初回相談
ここで「自分がどういう状況なのか」「どうしたいのか」を弁護士さんに説明します。
- 法律的にどうなるか
- 今後どう進めるべきか
- 料金はどれくらいか
などを教えてくれます。
このときに強引に契約させてくる事務所はやめた方がいいです。
4-3 正式契約
納得できたら契約して、着手金を払います。
ここから弁護士さんが本格的に動き始めます。
4-4 進捗の報告
弁護士さんから経過の報告があるので、こちらも必要な情報を共有したり、質問したりしながら進めていきます。
第5章 相談時の注意点

5-1 弁護士さんは万能じゃない
いくら優秀な弁護士さんでも「絶対勝てます!」なんて断言はできません。
現実的な見通しをちゃんと説明してくれる弁護士さんが信頼できます。
5-2 情報はきちんと出す
「これ言ったら不利になるかも」と隠すのは逆効果。
弁護士さんは正しい情報がないと戦えません。
5-3 高額な契約は慎重に
やたら高いパッケージ契約を押してくる事務所は注意。
必ず複数比較して納得してから契約しましょう。
まとめ

というわけで、「弁護士事務所ってどう選ぶの?」というテーマで、選び方・料金相場・流れ・注意点までお話してきました。
私自身、友人の相談に付き添ったりしてわかったのは、**「迷ってるならまずは相談してみる」**が大事ってこと。
相談するだけなら無料の事務所も多いので、1人で悩みすぎないでぜひ行動してみてください。
きっとあなたにぴったりの弁護士さんが見つかるはずです!
離婚相談パートナーは悩めるあなたの味方です。