
はじめに:あのとき、離婚を一人で進めようとしていたら…
私が離婚を決意したのは、夫の不倫が発覚したのがきっかけでした。
頭の中がぐちゃぐちゃで、どうしたらいいか全くわからなくて、夜も眠れませんでした。
「離婚するにしても、どう進めればいいの?」「子どもの親権は?慰謝料は?」
そんなときにネットで見つけたのが“離婚弁護士”という存在でした。
この記事では、実際に私が弁護士に相談し、離婚を成立させるまでの過程と、相談して本当に良かったと思えたことを、できる限りリアルに書いていきます。
同じように悩んでいる誰かの力になれたら嬉しいです。
私が離婚弁護士に相談したきっかけ

最初は、正直「弁護士に頼むなんて大げさかな…」って思ってました。
けど、話し合いにならないんです。夫は逆ギレするし、話題をそらすし、あげくの果てに「子どもは俺が育てる」なんて言い出して。
私一人じゃ、何も進まなかった。
そんなとき、知人に「一度、法律相談に行ってみたら?」と言われて、無料相談を予約しました。
これが、すべての転機でした。
弁護士に相談してわかったこと
最初の相談で驚いたのは、自分の置かれている立場や、取れる行動が明確になったことです。
「それは慰謝料を請求できる可能性がありますよ」
「養育費は、あなたが親権を持てば月〇万円程度を請求できます」
と、具体的に教えてもらえて、心が少しずつ軽くなりました。
また、私が知らなかった“財産分与”や“年金分割”についても教えてくれて、
「そうか、私にもちゃんと権利があるんだ」って、はじめて前を向けた気がします。
離婚弁護士に依頼して実際どうだったか

弁護士に正式に依頼した後は、私が直接夫とやりとりすることはなくなり、ほぼすべて代理で進めてくれました。
夫も、私ではなく“弁護士”が相手だとわかった瞬間、態度がガラッと変わったのを覚えています。
その後、以下のような結果が得られました:
- 慰謝料:250万円(不倫相手からも)
- 親権:私が獲得
- 養育費:月6万円、子どもが成人するまで支払い約束
- 財産分与:預貯金の半分、住宅ローンについても公平な分担に成功
私一人では、絶対にここまでの条件を引き出すことはできなかったと思います。
実際にかかった費用と内訳

お金の面も不安でした。私は専業主婦だったので、まとまった資金がなかったんです。
でも、法テラスの制度を使えば分割払いや立替も可能だと教えてもらい、実際に活用しました。
私のケースでは以下のような費用でした(ざっくりですが):
費用項目 | 金額(概算) |
---|---|
相談料(初回) | 無料(法テラス) |
着手金 | 約30万円 |
成功報酬 | 慰謝料・親権の結果により約50万円 |
合計 | 約80万円(法テラスの分割払い適用) |
弁護士費用は決して安くありません。でも、未来の安心と引き換えにする価値が十分にあると今は心から思っています。
離婚弁護士を選ぶときに大切なこと(私なりの視点)
私が実際に感じた、弁護士選びで大事だと思ったのは以下の3つです:
① 話しやすさ・相性
とにかく「この人になら本音を話せる」と感じられること。冷たく事務的な弁護士もいたけど、最終的に依頼した先生は、私の気持ちを受け止めてくれる方でした。
② 離婚の実績があること
“交通事故”や“相続”専門の弁護士ではなく、離婚をたくさん扱っている先生に絞って探しました。対応が的確で、書類の作り方も安心感が違いました。
③ お金の説明が明確なこと
「これこれの手続きにはこのくらい」「成功した場合はこれくらい」と、しっかり説明してくれる弁護士を選びました。後から追加費用を請求されるのが不安だったので。
弁護士に相談する際に準備しておいてよかったもの
私は事前にいろいろと用意してから相談に行きました。以下のものは用意しておくと絶対にスムーズです。
- 夫の不倫の証拠(LINE、写真、レシートなど)
- 家計資料(通帳、給与明細、ローン)
- 子どもに関する資料(学校・健康保険証)
- これまでのトラブルや経緯を時系列にしたメモ
これを持っていったおかげで、弁護士の先生も「準備が整っていて話が早い」と言ってくれました。
最後に:迷っているなら、まずは相談してみてほしい

もし、今あなたが「離婚したほうがいいのか迷っている」とか、「どうしていいかわからない」と思っているなら――
まずは無料の法律相談でもいいので、弁護士に話してみてください。
私も最初は「そんな大げさな…」と思っていました。けれど、誰かに頼ることが、前に進む第一歩だったと今は思っています。
人生を立て直すための最初の一歩として、「離婚弁護士に相談する」ことは、確実に選択肢のひとつになると思います。
離婚相談パートナーは悩んでいるあなたの味方です。