リファレンスチェックやバックグラウンドチェックのサービスを提供している企業まとめ
リファレンスチェック、バックグラウンドチェックとは?
リファレンスチェックは、違法ではないのか?
リファレンスチェックは、拒否してもいいのか?
在職中にリファレンスチェック実施のタイミングが来たら?
リファレンスチェックのサービス提供会社
リファレンスチェックとは
リファレンスチェックとは、
採用候補者の同意を得た上で、前職の上司や、同僚、部下、取引先から本人の働きぶりや実績、仕事に取り組む姿勢や勤務態度などのデータを取得すること
を言います。
バックグラウンドチェックとは
学歴チェック、反社チェック、職務経歴チェック、資格チェックなどのデータを取得すること
を言います。
チェックパターンは3パターンあり
①リファレンスチェックのみを行う
②バックグラウンドチェックのみを行う
③リファレンスチェックとバックグラウンドチェックの両方を行う
またチェック方法は
自社でやる。または、調査会社に頼む
の2パターンにおおよそ分かれてきます。
リファレンスチェックは、違法ではないのか?
意外とやってしまいがちなのが
SNS(facebookやtwitter)などで、本人のアカウントにアクセスし採用候補者のデータを知るという行為
もちろんオープンアカウントにアクセルする分には問題なさそうですが、あくまでプライベートのSNSを採用の判断材料にしてしまうのは、会社としても得策とは言えないでしょう。
そのため、採用候補者の情報を本人の同意を得た上で、第三者視点で得るためにはリファレンスチェックやバックグラウンドチェックがむしろ有効なのです。
たとえば、
・本人ともう一度一緒に働きたいと思うか?
・本人が苦手としている人物や作業はどのようなことだったか?
など採用候補者からだとなかなか本当の答えにたどり着かなそうな質問も、公式なデータとして取得できるのがリファレンスチェックなのです。
ちなみに本人の同意を得た上で、リファレンスチェックやバックグラウンドチェックをすることになにも法律的な制限はありませんので、人材を採用する企業も安心してデータ取得をすることが可能です。
リファレンスチェックは拒否しても大丈夫?
結論を先に申し上げると、「できますが、しないほうがいいと思います。」
です。少しわかりづらいかと思いますので、詳しく説明をすると
「できますが」の意味は
もちろんリファレンスチェックの大前提が本人の同意を得た上で
となるため、同意しなければリファレンスチェックをする必要はないということです。
「しないほうがいい」の意味は
採用する企業もリファレンスチェックをマイナス面だけの情報として取得しようとはしていないです。
どちらかというと採用候補者が前職でどういった風に周りのメンバーとコミュニケーションをとっていたかとか採用候補者の第三者から見た良さなどを取得したいといったリファレンスチェックも多いのです。
つまり、そこで特にやましいこともないのにリファレンスチェックを拒否してしまうと拒否したことで面接不合格になってしまう可能性が非常に高まってしまいます。
あくまでリファレンスチェックというものは、そのデータだけで選考に影響するものではないため実施している企業からリファレンスチェックの実施を求められたら、快く受け入れたほうが合格する可能性が高まります。
在職中にリファレンスチェック実施のタイミングが来たら?
まずは、企業にその旨(まだ退職することを伝えていないなど)を伝えましょう。
リファレンスをもらえない=隠していることがある
と企業は採用候補者の方をみてしまうため、リファレンスチェックをしているから行きたい企業・選考進んでいる企業を辞退してしまうのは非常にもったいないです。
なぜなら、リファレンスチェック市場は海外でも伸びていており、
当然日本でもその市場が伸びる
つまり、リファレンスチェックやバックグラウンドチェックを実施する企業がどんどん増えていく
ということなのです。
過去に何か犯罪歴がある方や問題を起こした(パワハラやセクハラなど)方を、知らずに受け入れてしまうことはどこの企業にとってもリスクでしかないのです。
今までそういった確認ツールが少なかったり、費用が以上に高く(1回5万円~10万円)やむを得ずチェックすることを断念していた企業も多かったと思いますが、現在は技術や開発も進歩しており、低価格で必要な情報を取得することも可能になってきています。
ですから、今後の事を考えると退職する1か月前~2か月前までに現在の職場に退職をする旨を伝え、なるべく円満退職になるようにし、リファレンスチェックも堂々と受け入れてもらえるような関係性を築くことも今後は必要不可欠になってくるでしょう。
リファレンスチェックのサービス提供会社
株式会社Parame
バックグラウンドチェック〇
業務委託マッチングサービス〇(リファレンスチェック済みの候補者も)
エン・ジャパン株式会社(サービス名:Ashiato)
https://corp.en-japan.com/profile/
株式会社ROXX(サービス名:back check)
バックグラウンドチェック〇
株式会社HRRT(サービス名:MiKiWaMe Point)
ploy株式会社
まとめ
いかがでしたでしょうか?採用企業様も採用候補者様もリファレンスチェックに関しての疑問や知識が少しはついてもらったら幸いです。リファレンスチェックは、今後もっと市場を広げ採用のミスマッチや採用後のパフォーマンスアップに役立てるようなひとつのツールになってくるのではないでしょうか?
是非まだ導入されていない企業様がいらっしゃいましたら、今後の企業の発展のためのご検討されてみてください。