
【はじめに】 離婚って、思った以上に大変なんだな…というのが、正直な感想でした。

私が協議離婚を経験したのは3年前のことです。そのときは何もわからず、ネットで調べたり、役所に行ったりして、なんとか手続きを進めました。
この記事では、私みたいに「初めての離婚で不安だらけ」という方のために、自分の経験をもとに、できるだけわかりやすく、協議離婚の流れや注意点をまとめてみました。あくまで素人目線で書いてますので、専門用語は少なめ、できる限り噛み砕いて説明していきます。
【STEP1】事前準備:離婚を話し合う前にすること 最初にやったのは、頭の中を整理することです。

ノートに「なぜ離婚したいのか」「どこまで譲れるか」「子どもにはどう説明するか」など、自分の気持ちを書き出しました。
お金のことも整理しました。銀行の残高、不動産の名義、ローンの残り…意外といろいろあるんです。私はスマホで写真を撮って、あとで見返せるようにしました。
あと、年金のことも忘れずに。よくわからなかったので、年金事務所に行って「情報提供書」というのを出してもらいました。もらうまでに1週間くらいかかったと思います。
【STEP2】話し合い:うまく話を進めるコツ 話し合いって、すごく緊張します。私は最初、感情的になってしまって、うまく話ができませんでした。

そこで、1回で全部決めようとせず、「今日は親権のことだけ」「次はお金のこと」と、テーマを分けて話すようにしました。
友達に聞いたら、「第三者がいると落ち着いて話せるよ」と言われたので、兄に立ち会ってもらったこともあります。たしかに、それだけでケンカになりにくくなった気がします。
あと、言ったことはメモしておくと便利です。忘れたり、あとで「そんな話したっけ?」ってならないように。
【STEP3】協議書を作る:紙に書いて残す意味 話し合いで決めたことは、必ず紙に書いて残しました。これを「離婚協議書」って言うらしいです。

ネットで調べたらテンプレートがあったので、それをもとに自分で作ってみました。Wordで打ち込んで、プリントアウトして、2人でサインとハンコを押しました。
書いたのは、親権、養育費、財産分け、慰謝料、面会のことなど。細かく書くのが大事って弁護士さんに言われたので、「毎月○日までに5万円を振り込む」とか、具体的に書きました。
清算条項(これで全部終わり、みたいな文)も入れておくと安心だそうです。
【STEP4】公正証書にする:もしものときのために 離婚協議書は、ただの約束みたいなもので、相手が守らなかったときに困るんですよね。

だから、公正証書っていう、法的に強い書類にする手続きをしました。公証役場っていうところに行って、作り直してもらいました。
ちょっと面倒だったけど、弁護士さんにサポートしてもらってなんとかなりました。費用は2〜3万円くらいだったかな。
強制執行認諾条項っていうのも入れて、「もし相手が払わなかったら差し押さえできる」っていう内容にしました。
【STEP5】離婚届を出す:最後の手続き いろいろ決まったら、最後は離婚届を出すだけです。

役所でもらってきた用紙に、親権者を書いて、証人2人にサインしてもらって、提出。意外と緊張しました。
「本当にこれでいいのかな…」って少し迷いもありましたが、でも自分で決めた道なので、前を向くしかないと思いました。
ちなみに、相手が勝手に離婚届を出さないように、「不受理申出」っていう制度も使えるみたいです。私は念のため出しておきました。
【話し合いがうまくいかなかったら?】 話がまとまらないときは、家庭裁判所の「調停」っていう制度が使えます。
私の友達は、調停までいって離婚したそうです。調停では、間に第三者が入ってくれるので、感情的にならずに済んだと言っていました。
【まとめ】 協議離婚は、自分たちで話し合って決められるぶん、自由だけど大変です。

最初は不安でいっぱいだったけど、ひとつずつクリアしていけば、ちゃんと前に進めるものなんだなと感じました。
難しいことは無理に一人で抱え込まず、必要なら専門家に頼るのもアリだと思います。この記事が、少しでもあなたの参考になればうれしいです。
離婚相談パートナーは悩めるあなたの味方です。