MENU
駅やエリアで検索

離婚の原因ランキング 立ち会った弁護士が語る“本当の理由”とその対策

日本では、年間約20万件以上の離婚が発生し、結婚した夫婦の約3分の1が離婚を経験しています。しかし、一口に「離婚」と言っても、その背景にはさまざまな事情があります。法律の専門家として多くの夫婦の離婚に立ち会ってきた弁護士だからこそ見えてくる、表には出にくい“本当の離婚理由”とは何なのでしょうか?

本記事では、実際に離婚案件を担当した弁護士の視点から、最も多い離婚の原因をランキング形式で解説するとともに、夫婦関係の修復や円満な離婚を進めるためのポイントも紹介します。


目次

【第1位】性格の不一致 ~水面下で進行する心のズレ~

性格の不一致 ~水面下で進行する心のズレ~
性格の不一致 ~水面下で進行する心のズレ~

弁護士の視点: 「性格の不一致を理由に離婚を希望する夫婦は多いですが、実際に話を聞くと、単なる価値観の違いというよりは、お互いに“修復の努力をしなくなった”ことが原因であることがほとんどです。」

【ケース】

「夫は几帳面、私はおおざっぱ。些細なことでも『何でこうするの?』と指摘され続け、次第に話すこと自体がストレスになりました。」(40代女性)

「結婚当初は何でも話せたのに、次第に沈黙が増え、気づけば家庭内別居のような状態に。」(30代男性)

【弁護士のアドバイス】

  • 「夫婦のルール」を決め、価値観の違いを受け入れる努力をする
  • すれ違いが続く場合は、第三者(カウンセラーや弁護士)を交えて話し合う

【第2位】浮気・不倫 ~信頼関係の崩壊~

浮気・不倫 ~信頼関係の崩壊~
浮気・不倫 ~信頼関係の崩壊~

弁護士の視点: 「浮気が発覚すると感情的な争いに発展しがちですが、重要なのは“証拠の確保”です。浮気が事実であることを証明できるかどうかで、慰謝料や親権の行方が大きく変わります。」

【ケース】

「夫が深夜まで帰ってこなくなり、不審に思ってスマホを見たら、知らない女性との親密なやり取りが…。」(30代女性)

「妻が会社の上司と浮気をしていたことが判明。冷静になろうとしたが、結局許せず離婚を決意。」(40代男性)

【弁護士のアドバイス】

  • 証拠を確保する(LINE・メール・写真・探偵の調査報告書など)
  • 浮気が発覚しても感情的にならず、冷静に対応する
  • 慰謝料請求や親権の問題は早めに弁護士に相談する

【第3位】DV(ドメスティックバイオレンス) ~逃げられない現実~

DV(ドメスティックバイオレンス) ~逃げられない現実~
DV(ドメスティックバイオレンス) ~逃げられない現実~

弁護士の視点: 「DV案件は非常に深刻で、一度暴力が始まるとエスカレートしやすいのが特徴です。被害者は『自分が悪いのでは?』と錯覚しがちですが、早めの相談が重要です。」

【ケース】

「最初は小さな言葉の暴力だったが、徐々に暴力がエスカレート。離婚を決意したが、逃げるのが怖かった。」(30代女性)

【弁護士のアドバイス】

  • DVの証拠(診断書・録音・写真)を確保する
  • すぐに警察や支援センターに相談し、安全な場所へ避難する
  • 離婚の際は、弁護士を通じて慰謝料や養育費をしっかり請求する

【第4位】経済的問題 ~お金がなくても愛は続く?~

経済的問題 ~お金がなくても愛は続く?~
経済的問題 ~お金がなくても愛は続く?~

弁護士の視点: 「収入が低いこと自体が離婚理由になるわけではなく、“経済的な責任感の欠如”が問題になります。例えば、ギャンブルや浪費が続く場合、離婚は避けられません。」

【ケース】

「夫が毎月の給料を全てパチンコに使い、生活費を入れなくなった。」(40代女性)

【弁護士のアドバイス】

  • 家計のルールを作り、お金の管理を可視化する
  • 収入が低くても、誠実に働く姿勢があるかどうかを重視する
  • 離婚時には、財産分与や養育費について弁護士に相談する

【第5位】家族・親族との関係 ~義理の家族は一生の付き合い~

家族・親族との関係 ~義理の家族は一生の付き合い~
家族・親族との関係 ~義理の家族は一生の付き合い~

弁護士の視点: 「親族問題は夫婦関係の悪化を引き起こしやすい要因の一つ。特に“義母の過干渉”が離婚の引き金になるケースが多いです。」

【ケース】

「義母が毎日のように家に来て、子育てや家事に口を出してきた。夫は全く助けてくれなかった。」(30代女性)

【弁護士のアドバイス】

  • 義理の家族との距離感を調整し、夫婦でルールを決める
  • 夫婦どちらかの肩を持つのではなく、中立の立場で解決策を探る

さいごに
さいごに

離婚にはさまざまな原因がありますが、実際に弁護士が現場で見てきたケースでは、ほとんどの夫婦が「もっと早く話し合っていれば、違う結果になったかもしれない」と後悔しているのが印象的です。

夫婦関係に問題を感じたら、一人で悩まず、早めに専門家に相談することが大切です。離婚するかしないかを決めるのは自分自身ですが、冷静に状況を判断するためにも、適切な情報とアドバイスを活用してください。

本記事が、現在結婚生活に悩んでいる方や、離婚を検討している方の参考になれば幸いです。

目次