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はじめに|「もう、がんばらなくていい」って言われた気がした

私が離婚を考えるようになったのは、ほんの小さな違和感からでした。会話が減ったこと、イライラしてばかりの夫の態度、そして何より、自分の心がすり減っていることに気づいた瞬間。「これって普通なのかな?」「私が我慢すればいいのかな?」そう思いながら毎日を過ごしていた私が、ある日ふと、「このままじゃダメだ」と思ったんです。
この記事では、そんな私が経験したことや調べたこと、実際に行動したことを、同じように悩んでいるあなたに向けてお話しします。難しい言葉は使いません。あくまで「一人の妻の体験談」として、読んでいただけたら嬉しいです。
離婚ってどうやるの?|手続きって正直めんどくさい…
離婚って、「話し合えば終わり」って思ってたけど、いざとなるといろんなことがあるんですよね。
◆話し合いで決めるだけの離婚(協議離婚)
うちは最初、夫と話し合いで決めようとしてました。役所に離婚届を出せばそれで済む…と思ってたけど、子どものことやお金のこと、ぜんぶしっかり話し合わないと、あとから大変になるって知りました。
- 離婚届は市役所でもらえます
- 証人が2人必要(私の場合、両親にお願いしました)
◆話がまとまらないとき(調停や裁判)
私の友達の中には、話がうまくいかなくて調停や裁判になった人もいます。調停は家庭裁判所に行って、第三者を交えて話し合う場。裁判はさらに大ごとで、弁護士さんも必要になるそうです。
お金のことが一番リアルだった|養育費・慰謝料・生活費…

正直に言うと、離婚より怖かったのは「生活できるのか?」ってことでした。
◆財産分与って何?
結婚してから一緒に積み上げたものは半分こ、ってルールがあるみたい。貯金だけじゃなく、車や保険、家具まで関係するそうです。
◆慰謝料ってもらえるの?
うちは夫に浮気があったので、証拠を集めて慰謝料を請求しました。相手のLINEや写真を保存しておいてよかった…。相場とかあるらしいけど、話し合い次第ってところもあるみたい。
◆養育費と生活費
子どもがいると、別れてからの生活費(養育費)も大切。夫にはちゃんと「公正証書」を作ってもらいました。あと、別居中も生活費(婚姻費用)っていうのがあって、それもちゃんと話し合いました。
子どものことは一番悩んだ…

私は小学生の娘が一人います。離婚を決めるとき、一番気になったのはこの子のことでした。
◆親権ってどう決めるの?
日本では離婚すると、どちらかが親権を持つ仕組みです。私は娘と暮らすため、私が親権を持つことにしました。
◆パパとの面会
「パパにはもう会えないの?」って娘に聞かれたとき、胸がぎゅっとなりました。だから、ちゃんと会えるように「面会交流」っていう決まりも一緒に作りました。
離婚後の生活|正直、大変。でも少しずつ前に進んでる
実家に戻った私は、仕事を探してパートからスタート。思ったより大変だったけど、子どもと二人でご飯を食べながら笑えるようになったのが、何より嬉しかったです。
◆住む場所
最初は「どこに住むか」もすごく悩みました。実家に頼れるなら、それが一番安心。でも、頼れない人も多いと思います。市役所の相談窓口に行けば、支援制度も紹介してもらえるって知りました。
◆お金と仕事
今まで専業主婦だったので、いきなりフルタイムは無理でした。でも、シングルマザー向けの制度や、職業訓練もあるんです。少しずつでも、「自分で稼げる」って自信につながっていきました。
離婚してわかったこと|私は、自分を大切にしていい
離婚は、簡単じゃなかったです。迷ったし泣いたし、「本当にこれでよかったのかな」って思う日もありました。でも、今は前よりずっと心が軽い。娘と一緒に笑える日が増えて、「これでよかった」って思えています。
もし、今悩んでいるあなたへ

「離婚を考えてるなんて、ダメな母親かな」「子どもがかわいそうかな」って、自分を責めていませんか? 私もずっとそうでした。でも、笑って過ごす時間が増えた今、あの時の私にこう言ってあげたいんです。
「がんばってるよ、あなただって。」
一人じゃないです。相談できる場所も、助けてくれる人も、必ずいます。だから、どうか焦らず、自分と子どもの幸せのために、少しずつ前に進んでくださいね。
離婚相談パートナーは悩めるあなたの味方です。